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GWは『平成29年第38回信州千国街道 塩の道まつり』
2017/04/05
北アルプスに雪形が姿を現わす5月初めの小谷村・白馬村・大町市。その3市村を継ぐ「塩の道」を楽しく歩くお祭りが、毎年盛大に行われます。
昔の旅姿に扮した地元民と一緒に、街道の草の匂いを愉しみ、自然とふれあいながら、昔を旅してみませんか?

塩の道『千国街道』
『敵に塩をおくる』という美談で知られる、越後の上杉謙信が甲斐の武田信玄に、牛馬の隊列を整えて塩をおくったというのもこの街道が『千国街道』であり、『塩の道』です。
千国街道の名は、遠く中世以前にさかのぼり、北陸道からは、姫川沿い(糸魚川温泉は姫川沿いにあります)に遡上し、安曇野・松本平を縦貫して信州の東山道、木曽街道へ通ずる道でした。近世にあっては、松本城下から糸魚川までの約120kmの間を、越後では松本街道、信州では糸魚川街道と呼んでいたそうです。
信州と越後を結ぶ動脈として塩・麻など海陸の物資が運ばれ、新道の整備される明治20年前後までは経済路線としての重要な役割を果たしており、荷物の輸送は、すべて牛馬とボッカによるものであったそうです。

この千国街道は安曇野の豊かな田園地帯を貫き、仁科三湖を巡り、北アルプスを仰ぎ、渓谷に沿うなど、稀に見る美しい風光の地を辿っているが、この地域は豪雪地帯である上に険路が多く、物資の輸送は難渋を極めたそうですが、今では、民俗・自然・石仏の宝庫として、歩く人々に深い郷愁を誘う道となっています。

春には、この千国街道をトレッキングする方も多くいらっしゃるようで、ゴールデンウィークには、『塩の道まつり』も模様されています。塩の道にちなんだトレッキングコースが設定されています。
そして、新潟の春の見どころと言えば、日本三大夜桜の一つ高田公園のお花見、イチゴ狩りや山開き、春を告げる花たち(雪割草、雪椿、水芭蕉、カタクリ、チューリップ)。雪解けから、春の息吹を感じられ、身も心もなんだかウキウキする季節ですよね♪
糸魚川温泉 ホテル國富アネックスの開放的な露天風呂で旅の疲れを癒していただきつつ、地元五蔵の地酒と春の味覚を是非ご堪能ください。