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糸魚川ユネスコ世界ジオパーク特集!【15】
2017/08/09
それでは、糸魚川ユネスコ世界ジオパーク特集!第15弾
【15.糸魚川海岸ジオサイト】消えた砂丘とヒスイ海岸
ヒスイ海岸の愛称で親しまれている海岸で、ヒスイを探して散歩している人も多い。糸魚川海岸には小規模ながら、海岸線に沿い砂丘列が発達しており、40年ほど前までは、なだらかな砂浜が海岸線まで長く続いていました。現在では海岸線の侵食が進み、消波ブロックが投入されています。国道8号バイパスができ、砂丘上に残るわずかな船小屋が往時の砂丘の原風景をしのばせています。砂丘の侵食は、姫川流域の砂防ダムの建設による土砂量の減少等が原因と考えられます。また、国道8号バイパスの縁が護岸として利用され、結果的に海岸侵食を防ぐ効果がありました。このように、必要な砂防施設の建設が海岸侵食を招いた様子、結果的に国道8号バイパスが海岸侵食を防ぐ大きな役割を果たしていることがここで見学できます。砂利海岸になった今では、ヒスイやきれいな石が探せる格好の海岸になりました。

1)糸魚川海岸(いといがわかいがん)
ヒスイ海岸の愛称で親しまれている海岸で、ヒスイを探しながら散歩している方もいます。昭和30年代までは、なだらかな砂浜が海岸線まで長く続いていました。現在ではわずかに残るのみですが、夏には海水浴客でにぎわいます。

4)谷村美術館・玉翠園(たにむらびじゅつかん・ぎょくすいえん)
「砂漠の中の遺跡」を想わせる谷村美術館。洞窟のような部屋には自然の光と人工照明が光と影を織りなし、仏像を見るものをも優しく包む空間となっています。隣る玉園はの山並みを借景し、広大な風流な趣を見せてくれる庭園です。

5)天津神社(あまつじんじゃ)
この神社は通称「一の宮」と呼ばれています。地元の神である奴奈川姫を祀る本殿「奴奈川神社」左に、大和の神である「天津神社」が右に並んでいます。拝殿は昔の神仏習合の名残をとどめた入母屋式の重厚な建物です。天津神社春大祭は「糸魚川けんか祭り」と呼ばれ、毎年4月10,11日に行われます。境内では豊漁豊作を祈り神輿をぶつけ合う豪快な祭りの後、舞楽が奉納されます。

糸魚川世界ジオパークを巡った後は、ホテル國富アネックスの開放的な露天風呂で旅の疲れを癒していただき、レストラン『ラ・パレット』で地元五蔵の地酒とお料理を、ご堪能くださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております