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『糸魚川』地名にそうあるけれど・・・。
2017/04/19
そう!糸魚川には『糸魚川』という川は存在しないのです(*_*)なぜか春になるとこの質問を毎年受けているような・・・。不思議です。
糸魚川温泉の側を流れているのは『姫川』!!

上の画像は、夕焼けに染まる姫川です。

その『姫川』という『古事記』由来の川がある『糸魚川』
日本最古の歴史書『古事記』に紹介されている高志の国の奴奈川姫と大国主命(八千矛命)のラブロマンスはご存知ですか?そのラブロマンスに登場する高志の国の奴奈川姫が『姫川』の由来とされています。
ちなみに『姫川』は、一級河川で長野県北安曇郡親海湿原を源流として、多くの支流を集めて日本海に注いでいます。

そして、気になるラブロマンスですが、
奴奈川姫(ぬなかわひめ)と出雲の大国主命のヒスイにまつわる古代ロマンの美しさと悩ましさ、呪術的色彩の濃さ、これに勝る恋物語の神話はここでしか見られないそうです。
古事記には、
新潟県糸魚川周辺に勢力を持っていた一族の姫奴奈川姫のに、八千矛神(やちほこしん)という名前で登場する大国主神が娶いをかけたという恋愛物語が伝わっています。奴奈川姫との間で交わされた歌を通して二神の熱烈な恋が、伝わってきます。
その歌は、それぞれの思いを鳥に語らせる形で述べていますが、日本中で妻を得ることが出来ず、この高志の国に美しい姫が居ると聞いて遠くここまで訪ねて来た。「早く戸を開けて私を中に入れて欲しい」と、苛々しながら言い寄る大国主神に対し、奴奈川姫は「そんなに急かしますな。私はいずれ貴方の物になるのですから、そんなに騒がずお待ち下さい。」と焦らす作戦にでます。そして、翌日になって大国主神はやっと思いを遂げることができました。その後、奴奈川姫は、子供を授かり、その子供が御柱の奇祭で有名な諏訪大社の祭神「建御名方(たけなみのかた)命」

というお話があります。

・・・奴奈川姫は、糸魚川のどこで大国主命に熱心なプロポーズを受けたのでしょうね?
大国主命は、何度も何度もプロポーズし、奴奈川姫と結婚したそうです。
っと言うことは、ここ糸魚川には恋愛成就のパワースポットがあるのかもしれません!!
糸魚川温泉にまったり宿泊♪して、糸魚川世界ジオパークとともに奴奈川姫の伝説をめぐる旅もイイかも。

ぜひ、皆さんも日本神話の恋の地へお越しになってみませんか?