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糸魚川ユネスコ世界ジオパーク特集!【8】
2017/08/01
それでは、糸魚川ユネスコ世界ジオパーク特集!第8弾
【8.橋立金山ジオサイト】糸魚川最大の金鉱山跡
橋立金山の坑口・精錬所跡やジュラ紀の化石があります。橋立金山は、越後の戦国大名、上杉謙信が採掘していたと伝えられる金山であり、産金量が約1.2トンでした。そのうち、1898(明治31)年~1905(明治38)年の最盛期には、846kgの金を生産し、約1,000人の鉱山関係者が働いていました。めまぐるしく変わった鉱業権者の中には、重機メーカーのコマツや早稲田大学理工学部の創始者竹内明太郎もいました。

1903(明治36)年、水力発電所が建設され、糸魚川で最初の電灯がともったところでもあります。青海川支流金山谷、長尻谷、阿曽谷に囲まれた尾根部が鉱脈の集中していたところで、いくつかの坑口が見学できます。また、地形の平坦部では、鉱山事務所・精錬所の建物跡を偲ばせる石垣が残り、鉱石の精錬に使った石臼も残っています。

糸魚川世界ジオパークを巡った後は、ホテル國富アネックスの開放的な露天風呂で旅の疲れを癒していただき、レストラン『ラ・パレット』で地元五蔵の地酒とお料理を、ご堪能くださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。