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天津神社春季大祭(糸魚川けんか祭り・天津神社舞楽)
2017/04/10
本日4月10日は天津神社春季大祭(糸魚川けんか祭り・天津神社舞楽)が行われる日です。
一般的に『春』と言えば『桜』をイメージる方が多かと思いますが、糸魚川地域にとって、『春』は『桜』と一緒に『けんか祭り』を連想される方も多いと思います。

糸魚川市には、数多くの伝統芸のや年中行事が今日まで大切に受け継がれ、そのうち8件は文化財に指定されているそうです。なかでも稚児(ちご)による舞を中核とする「糸魚川・能生の舞楽」(天津神社と白山神社の舞楽)、「根知山寺の延年」といった芸能は大阪・京都からの影響を受け、中世の面影を残します。また、青竹を引き合って豊漁・豊作を占う「青海の竹のからかい」や、締め入り姿の男衆による厄払い「藤崎観音堂裸胴上げ」といった、他にあまり例のない勇壮な小正月行事も伝承されています。

《国指定 糸魚川・能生の舞楽》
【糸魚川 天津神社の舞楽】(昭和55年1月28日指定)
天津神社の舞楽は、4月10日・11日の春季大祭で奉納され、稚児による演目が多いことから「稚児の舞」として親しまれています。舞は鎌倉風とされ、神楽や田楽とも、また風流踊(初期の歌舞伎踊)とも趣が異なり、その歴史は古く、橘南谿の紀行文『東遊記』(寛政9年(1797)刊行)にも記載があるとのこと。
奉納され舞楽は、「振鉾(えんぶ)」「安摩(あま)」「鶏冠(けいかん)」「抜頭(ばとう)」「破魔弓(はまゆみ)」「児納曽利(ちごなそり)」「能抜頭(のうばとう)」「華籠(けこ)」「大納曽利(おおなそり)」「太平楽(たいへいらく)」「久宝楽(きゅうほうらく)」「陵王(りょうおう)」の12曲からなっているそうです。

・・・毎年ある行事ですが、内容を調べてみると、どんどん惹きつけられてきました。
是非皆さんも、地元の伝統芸能などを調べてみてはいかがでしょうか?

それでは、伝統芸能を見た後は、糸魚川温泉までどうぞ!!
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