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糸魚川ユネスコ世界ジオパーク特集!【1】
2017/07/24
糸魚川ユネスコ世界ジオパーク、
フォッサマグナの西側の断層である「糸魚川-静岡構造線(糸静線)」が通るなど、日本列島の形成を示す貴重な地質や特徴的な地形を見ることができます。これらを分かりやすく紹介するために、地質や文化・歴史を感じることのできる場所を「ジオサイト」があり、それぞれのテーマを持ったジオサイト(見どころ)が、糸魚川市内には24のジオサイトが点在しています。
糸静線を境に、文化、習慣、風俗、言語などが異なるなど、東西日本の分岐点又は混在地域として特徴的な地域であり、いろいろな不思議が隠されているんですよ。

それでは、糸魚川ユネスコ世界ジオパーク特集!第1弾
【市振ジオサイト】ヒスイと化石と芭蕉の宿場まち
市振は昔、旧北陸道の難所「親不知子不知」の西にあたる宿場町として賑わっていました。市振には関所跡をはじめとする往時を偲ばせる遺物が数多く残っており、小さな町でありながら奥深い歴史を感じることができます。

1)市振海岸
約1億年前の恐竜時代(中生代白亜紀)の火山岩でできた山が、海のすぐ近くまでせまっています。海岸には、糸魚川や富山の山から流れてきた、さまざまな小石があり、運が良ければ美しいヒスイに出会えるかもしれません。

2)海道の松
昔の北陸道・市振宿の東のはずれにあった松で、高さは約20m、樹齢約230年といわれています。
親不知の難所のスタートとゴールの目印として、旅人に親しまれていました。

3)桔梗屋跡
俳句で世界的に有名な松尾芭蕉が、江戸時代(1689年,元禄2年)に、奥の細道紀行の途中で泊まった宿「桔梗屋」があった場所です。この時に芭蕉が詠んだ句の石碑が、市振の長円寺に建っています。宿は1914(大正3)年の大火事にあい、現在は残っていません。

4)玉ノ木地すべり
1985(昭和60)年2月15日の夕方、長さ110m、幅70mの地すべりが起き、10人の尊い命が失われました。3年後、地すべり防止の工事が終わり、慰霊碑と復興祈念碑が建てられています。

5)関所跡と関所榎
関所は1624(寛永元)年頃に、幕府の命令で設けられました。通行人の検問のほかにも、海上監視の遠見番があったとされています。関所は明治2年になくなりましたが、関所の目印として植えられた榎は、市振小学校の校庭の真ん中に今も残り、地元の人はとても大事にしています。